松本倫子先生 ブルクミュラー講座

Cantabile ~きくやピアノ教室~

久しぶりのブログ更新です


昨日、ヤマハであった 松本倫子先生の『ブルクミュラーで表現力アップ!』講座に行ってきました!

ブルクミュラーは、昔から必ずと言っていいほど使われている教材で、私も子供の頃弾いていました。

子供の頃は、近所のお姉ちゃんが弾いていたソナチネやソナタ(次の教材)が早く弾きたいばっかりで、

絶対次のレッスンで合格するんだ!と思いながら練習してた記憶があります。

実際、1週間譜読み→次の週合格、というペースで、半年位しかやらなかったかも。

今思うとかなり偏った曲の選び方です。

『ブルクミュラー』って、作曲家の名前ってことも、

ロマン派の作曲家ってことも ずっと後から知ったし、

だから曲の良さなんてあまり感じてなかったかも・・・・・・ 

それでも、有名な『アラベスク』や『貴婦人の乗馬』は大好きで、

両親や友達の前で得意になって弾いてたな



今回の松本倫子先生のお話は、いかに子供達に表現力を付けさせるかというお話でした。

スポーツで体を動かしたりする事や、日常生活のふとした事からイメージをつなげていく

それから、一番大事なのは 生徒にしゃべらせること だそうです。

しゃべることで、感性豊かな想像力が生まれる、という事でした。

生徒さんの中には、とってもおしゃべりで、ほおっておくといくらでもしゃべって止まらない子、

逆に、こちらが聞いてもいつも首をかしげて、ほとんどお話してくれない子、

いろいろです。

あまりお話してくれない子も、きっと頭の中ではいっぱい考えているんだと思います。

でも、それを上手く発信出来るように引き出してあげるのが、私たち教師の力量だし、目標ですね!


あとは、今回の講座で私が一番印象的だったのは、子供の褒め方。

過度に褒めない!!  
 
    『努力した事に対しては褒めるけれど、現象には褒めない』


最近ではよく、褒めて育てる。と言われていますよね。

私も息子に対して、もちろん怒ることもありますが、

ちょっといい演奏が出来た時は、

「すごい!さとくん!!めちゃめちゃ上手~!!」「天才!!」(←親バカ)パチパチパチ、と、ベタ褒めすることもあり、

これ、間違った褒め方をしてきました

「上手に弾けるね~!」「すごい!」なんて言うと、自分はすごいんだ!と勘違いして、

それ以上、努力や練習をしなくなるそうです。 確かにそう・・・当たってます!


だけど、 努力したことに対しては、しっかり褒めてやる それが正しい褒め方。

「毎日練習してえらいね!」 「宿題もう終わったの?すごい!!」 って。


これは、なるほど~!!と思い、反省しました。お母さん方も参考にして下さいネ


などなど、まだまだ書ききれないほどのお話がありましたが、

とにかく表現力を身に付けるために必要なこと。


まとめるとしたら、 
『言葉の語彙を増やすこと』 

同じ水が流れているのも、小川でさらさら流れているのか、滝のように激しく流れているのか、

お山がきれい、月がきれい、お花がきれい、空気が澄んでいる、

実際に目で見て、体で体験して、そして絵本の世界で言葉を覚える、

子供たちにはそんな経験をたくさんして、音に繋げてもらいたいな~、と思いました


~Cantabile~きくやピアノ教室

2000年より東広島市高屋町にて ピアノ教室をしています。 歌うように心を込めてピアノを弾いてほしい。 そんな願いを込めて、Cantabile(カンタービレ) という教室名にしました。 ピアノが皆さんの 一生のお友達となりますように… レッスンでは世界3大ピアノメーカーであるベヒシュタインと、 カワイグランドピアノを使用しています。

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