素敵な曲との出会い

Cantabile ~きくやピアノ教室~

今日はいつも一緒に演奏しているフルートのTちゃんと2014年初練習♪

今まではクラシックでもよく耳にする、いわゆる名曲のような小品をする事が多かったけど、今年は少し大曲?に挑戦!!

ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」とプロコフィエフのフルートソナタ。

どちらも持ち味がそれぞれ違って、とっても楽しかったヽ(・∀・)ノ

ドップラー「ハンガリー田園幻想曲」。

私は初めて出会った曲だったけど、フルート界ではとてもポピュラーな曲で演奏頻度も高いんだそう。

フルーティストだったドップラーが書いたこの曲は、フルートパートはかなりのテクニック!

32分音符は当たり前!! 64分音符なるものも出てきて、指はどんな風に動いてるんだろう・・・(←多分、ピアノ弾けない方はピアニストの指を見てどうしてあんなに指が動くんだろう・・・と思われると思いますが、私も本当に素朴に思っちゃいました 笑) 

ちなみに音楽関係でなく読んで下さってる方、または保護者の方のために。

音符の前についている数字は数が大きくなるほど音価(音符の長さ)は短く、速くなります。
4分音符、8分音符、16分音符・・・
と倍の数字になる度に、音価は半分になっていくのです。
だから、64分音符というのは相当に速い音符なんです。

そして、ピアノパートも譜面的には大したことないけど、そのとんでもなく速いフルートの旋律を聴いて合わせるのが大変!

この階段の絵にしか見えないフルートパートにピッタリ合わせるのはとっても集中力が必要でした。

メトロノームで測ったような演奏にすると全くつまらないものになるし、ここが伴奏者の音楽性!耳力!力量だな、と感じさせられました(´・ω・`)

叙情的だけではなくって、リズミカルな可愛い旋律も出てきたり。とってもいい曲 ♪

あれ?曇のお天気だわ、と思っていたらしとしと雨が降ってきて、やがて土砂降りになり、しばらく雨が続きます。

でも、しばらくすると土砂降りだった雨が止んでお天気になり・・・

すると、虹が出てきて子供たちが田園で楽しく遊びはじめました。

するとそこに大人たちもやってきてお祭りが始まり、

ハンガリーの民族衣装を着た人々が楽しく歌ったり踊ったりしている様子が目に浮かんできます。

ハンガリー風のメロディに乗って、聴きどころ、聴かせどころ満載のとっても素敵な曲です。!

まるでお菓子のア・ラ・カルトみたいヽ(*´∀`)ノ

この田園風景が伝わるような演奏に仕上げていきたいと思います。

今日は私にとって、すごく勉強になる、素敵な曲との出会いでした!

みなさんも、今年の一年、たくさんの素敵な曲と出会えますように☆彡


~Cantabile~きくやピアノ教室

2000年より東広島市高屋町にて ピアノ教室をしています。 歌うように心を込めてピアノを弾いてほしい。 そんな願いを込めて、Cantabile(カンタービレ) という教室名にしました。 ピアノが皆さんの 一生のお友達となりますように… レッスンでは世界3大ピアノメーカーであるベヒシュタインと、 カワイグランドピアノを使用しています。

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